キャンピングカーに宿泊していたときの思い出

20代の頃に、約1年間、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在していたことがあります。現地で知り合ったイギリス人の方とお付き合いしはじめて、彼の友人と3人でオーストラリア中を車でまわりながら、行く先々で少しアルバイトをしたりしながらすごしました。宿泊する場所は、キャラバンパークという場所がほとんどで、そこに車を停めて、テントを張って宿泊するか、キャラバンパークにもともと設置してあるキャンピングカーを借りてそこに宿泊していました。やはりテントだと少し長期宿泊は疲れてしまうのですが、このキャンピングカーは、とにかく居心地がよく、すごしやすい場所でした。車、といっても、通常よりも少し小さくはありますが、立派なベッドもついていますし、水道やガス、オーブンなどもついています。また、みんなで集って話せるソファーやテーブルなどがある部屋もついていました。

キャラバンパークで仲良くなった、ヨーロッパやニュージーランド出身の方々がよく私達のキャンピングカーに遊びに来て、夜中までお酒を飲んでおしゃべりしたりして、楽しい時間をすごしていました。また、ドアを開ければ広々としたキャンプ場となっているため、外にテーブルや椅子を出して、食事を楽しんでいたこともあります。一度このように夕食を楽しんでいたときに、ひとりふたり、と通りがかりの人が加わりはじめ、いつの間にか大きなパーティーになってしまったことがありました。その時の写真もあるのですが、周囲には知らない顔までもたくさんうつっていて、面白い写真になっています。こういった思い出は、やはりキャラバンパークといった、旅人が沢山いる、開放的な場所だからこそできたものだと思います。このキャンピングカーは、横に設置する形で、大きなテントが接続されており、そこも部屋のような形になっていました。彼の友人は、寝る時だけそちらの部屋のベッドで寝ていました。このキャラバンパークには、オーストラリア人の方も沢山住んでいて、中にはバスを購入して娘さんと住んでいらっしゃる女性もいました。夢は、娘さんが学校を卒業したら、二人でバスで旅をすることというでした。

そのバスにも、トイレやガスや、水道など、いろいろな設備を備え付けているとのことで、大きなキャンピングカーといった雰囲気のものでした。この女性はよく遊びに行くときに加わっていた方で、とても仲良くさせていただきました。現在、私の家の近所でも、家先にキャンピングカーを停めている方がいるのですが、それを見るたびに、この頃のことを思い出します。